お疲れ様です、キュトシです。
普段、平日のお昼にはお客さんビル近くにある「小諸そば」によく通っとる。通っとると言うか・・・そこが一番財布にやさしいんよね。東京の外食って基本高いから。
それに世には『そばダイエット』なるものがある・・・いわゆる「1日のうち1食以上をそばに代える」ってやつ。
ワシ自身、加齢による影響か日々お腹周りが育っとるからな、ほんと鏡の前に立つ度、リアルにへこむんよね、うん。
気が付けば腹囲90over・・・まさに餓鬼だぜ?そりゃそばも食うよ。
まぁそれはさて置き・・・
今日のお昼、何時もどおり「小諸そば」へ行こうかと思っとったら、財布が無いことに気が付く。
焦るワシ、カバンをひっくり返すも見つからない財布。・・・まぁ実際は自宅の玄関の棚に飾られとった。なんでやろ?
そんな感じで焦り、そして紛失した可能性も含めて諦め、机へ突っ伏して寝て過ごそう・・・としてたんよ。
そしたら、何時まで経っても食事に行かないワシを不審に思ったらしく、お客さんに声をかけられてな?事情を説明したら、なんと奢ってくれることに!
いちおう最初は断ってたんやけど、ぐいぐいきてな?あまり断り続けるのも印象悪いかなぁと思って奢っていただくことに。
場所はお客さんビル内にある社員食堂、いわゆる社食。
基本的にお客さんビル内は自販機にしても社員証?っぽい何かで支払うんが標準。なので社食も同じやろ・・・と思い、ひと月くらい通勤しとるけど今まで行ったことはなかったんよね。
実際はクレジット決済も可やった。けどJCBはお断り、まぁJCBは加盟店手数料が高いって言うからね、しゃーない。
ちなみにワシが持っとるクレカはJCB、どっちにしろ無理やん。
で、奢りやからね。ワシは一番安いものを頼むつもりやった。
しかし、お客さんは許してくれんかった・・・若者なんやからもっと食え、遠慮なく頼め、と。
若者て・・・ワシ、近々アラフォーになる予定のおっさんなんやけど~と思ったけど、奢ってくれたお客さんは60代・・・若いか、若いな。
結果、最初は一番安い「かけそば」だけやった。けど、途中から勝手に注文され・・・それが「かけそば(大盛り)+かき揚げ+かしわ天」。
〆て740円くらいやったと思う。こんな感じ。
そばめっちゃ多いし、かき揚げとかめっちゃでかい。ワシの知っとるかき揚げちゃう。
そばの大盛りは「小諸そば」の大盛りとは比較にならないほど量が多く、明らかに2玉以上はあった気がする。てか、そばだけで十分お腹は膨れる。
ただ、食感は柔らかめでそば単体はさほど美味ではない。比較するなら「小諸そば」の方が美味しいかな?表現しようとするなら・・・「いろり庵きらく」のそばをさらにふやかした感じ。都内サラリーマンならなんとなく分かるはず。
とにかく量が凄まじかった。食べても食べても無くならない感じ、久しぶりに味わった。
それに加えてトッピングの「かき揚げ」、少なくともワシが知っとるかき揚げやない。なんか、縦に長い。ワシの中にあるかき揚げの概念が壊れる。
もちろん作り置きやから冷たかったけど、汁に浸して・・・これまた思うように浸せんかったけど!でかすぎ!!
なんとか浸して食すとまぁ美味い。玉ねぎのシャキッとした食感と甘みは当然としてニンジンやらカボチャやらと具が多い。
ぶっちゃけ、この「かき揚げ」だけで十分満足できる。この時点でワシの腹は言葉どおりにはち切れそう。
最後に、さらなるトッピング「かしわ天」!
単体では硬めであっさりしており微妙だけれど、そばの汁に浸すとまぁ化ける。汁をしっかり吸った故か旨味が増し、身もしっとりとして噛み切りやすい。
美味い・・・かったはず。ただね、これを口にする段階で既にお腹いっぱいだったんよ。だから、いかに胃へ落とし込むかばかり考えとったんで、正直に言うと味は分からんかった。
しゃーないやん。ほんと苦しかったんよ。でも、奢ってくれたお客さんが目の前におったから残すわけにもいかず、また苦しそうな表情を見せるわけにもいかず。
めっちゃ見てくるんよ、お客さん。そりゃ頑張りますわ。
そしてワシはなんとか食べきった。午後、腹痛に襲われたのは言うまでもないかもしれない。
そこは常備しとった大正胃腸薬バランサーを飲んで我慢。多少は楽になった。
とりま、正直そばの味はいただけんかったが、揚げ物は普通に美味い部類やと思う。人に勧められるレベルか?と聞かれると、そこまでではないけど。
それにしても縦長なかき揚げ、雑誌とかで見たことあったけど目にしたんは初めてやったから、内心少し感動したのは秘密やね。
まぁ良い経験になった、うん。とりあえず、何かで返さんとなぁ。。。